日本一周の総費用

 まずは結論から、今回の日本一周でかかった費用の総計を発表します。

 1)沖縄・離島分   385,000円 (1日当たり27,500円)   
 2)本土1周分   1,060,000円 (1日当たり12,470円) 
  ※わかりやすいように数値は5000円内で大まかに丸めています

 あえてこの2つに分けたのは、旅のスタンスが大きく違うからです。1)沖縄の方は離島を巡ったため移動が飛行機(一部船)となり交通費は高額になります。また退職直後ということもあり、「自分へのご褒美感」もあり結構散財しました。キャンプもしないのですべて宿をとっています。そのため結構高額になりましたが、こんなもんでしょう。

 一方、2)本土の方は、マイカーで下道自走、キャンプメインで安くあげるというスタンスで旅を続けていました。
 交通費、宿泊、食費、観光すべて込み込みで1日1万円を目標にしていたので予算オーバーでしたが、いろいろ面白かったので「よし」としましょう。

費用の内訳は

下記の表の通りです。「日本一周の費用内訳」にグラフ化しました。沖縄編と本土編では日数が違うので「1日当たりの費用」についてもグラフ化してみました。

 交通費宿泊費飲食費観光費その他
沖縄185,000125,00050,00010,00015,000
本土225,000400,000 320,000 60,000 55,000

 

  • 交通費
     沖縄の島旅の交通費は185,000円とさすがに高くなりました。航空運賃は海外旅行並みでした。羽田-那覇間は早割などはあり節約できるものの、離島との航空運賃は距離換算のためとても高いです。しかも離島航路は割引がほとんどありません。(島民割引はあります)
     大東島は船(フェリー)で行くと安かったのですが、与那国~石垣便で地獄を体験したので控えました。(*5日目の投稿記事参照) 
     南大東島と那覇で借りたレンタカー代も交通費に含まれています。

     一方本土編は自家用車下道自走なので、ガソリン代高騰していますが、225,000円と想像以上に安価で済みました。本土交通費の内訳には、何回かフェリーを使いましたので、その分も含んでいます。その詳細は
     ガソリン代:107,000円 有料道路 10,000円 フェリー代:108,000円
    となっていて、フェリー代は結構な割合を占めています。
     
  • 宿泊費
     宿泊費は、キャンプメインでとして準備していったため、沖縄よりは安くはなりました。が、どこかでも記載しましたが本州のキャンプ場は高めです。休日ですと1泊2~3千円のところもあります。またキャンプだと食事は3食すべて用意する必要があり、毎日買い出しが必要です。燃料や薪代などもそれなりにかかります。入浴のため温泉立ち寄ったりなども必要。そういうのも楽しみではあるのですが毎日だとさすがに飽きます。
     途中で我思ったのですが、1泊2食付きの民宿8,000円や1泊素泊まり5,000円程度のホテルをとったほうが、多少費用はかかるのですがコスパは良いことを感じました。また「全国旅行支援」の国家キャンペーンの期間に当たったため通常よりかなり格安に宿泊することができました。 そのため途中からはキャンプにこだわらないで、宿にも泊まろうという方向転換をしています。(単純な挫折かもしれない…) とはいうものの北海道はキャンプ場は無料もしくは数百円のところが多く、ロケーションも最高なので北海道ではキャンプ生活復活しました。
     0円(無料キャンプ場)~13,000円(料理が良い旅館)の宿とまちまちな宿に泊まりましたが、平均4,000円台で宿泊できているので「まあよし」としましょう。
  • 飲食費
     1日当たり4000円近くかかっていて、これはかかりすぎていますので、あまり参考にならないと思います。まず飲食費の内容ですが、朝昼晩・おやつ・晩酌の食材や弁当、総菜などの費用と外食代と酒代です。(宿の宿泊代に含まれる朝食・夕食代は含まれていません。)特にお酒を飲みすぎです。さらにコスパの悪いビールが大好きなのでその分かなり多くかかっています。キャンプ場だと車を停め、テント設営しているとどうしても早くからビール飲みたくなるんですよね。そうすると本数も必要なんです。「車載冷蔵庫」なるものも持っているしたくさんか買い出しちゃいます。
     またホテル泊で夕食は外食という場合、「地元の居酒屋にいってその地の名物(特に海産系)で飲む」というパターンが大好きなのでどうしても高くなります。(居酒屋には行かず、部屋で弁当たべることもありましたが)
     飲み代と食事代を分けて集計することができないので一緒に計算しいますが、自分の感覚ですが、お酒を飲まなければこの飲食費の半分以下にはなると思います。酒飲みは費用面では「ダメダメ」です。
     
  • 観光費
     観光施設の拝観料や、入場料 ガイドツアー代などです。観光地の駐車場代、レンタサイクルなども含んでいます。
     観光地といっても、有名なテーマパークや有料施設はそれほどいっておらず、海や岸壁や、遠くの山河などを見ているだけなら無料なのでそれほどかかっていません。お城や遺跡などには立ち寄りましたが数百円のものばかりです。知床ガイドツアー(5,000円)、石見銀山探検ツアー(3,600円)はガイドさん付きなので高かったですがその分、充分に楽しめました。
  • その他
     この分類には、洗濯代、風呂代、旅先での衣類、物品購入費用です。キャンプ少なめになったので入浴代はそれほどかからなかったです。洗濯は12回、立ち寄り温泉には15回行きました。旅先ではそれほど生活品は購入しませんが、壊れたりして急遽購入したもので高価だったものとしては、「靴(結構歩いたのでついに穴が開いた)」・「マウス」・「カメラのフィルタ」、「キャンプ用品の一部補充」などです。燃料・薪もこの分類にしています。
     お土産代もここに計上していますが、主に全国旅行支援でもらったクーポン(平日3000円分、休前日1000円分)を利用したのでそんな使っていません。
     「全国旅行支援」の恩恵はとても受けていて、主にお土産代に使ったクーポン券も含めるとその恩恵は10万円近くになっているかと思います。とてもラッキーな時期と重なったと思っています。
     郵便局に毎回1000円づつ貯金していた額も18万円ほどになりますが、これは振替(お金の移動)になるので集計からは外しています。 

まとめ他

 費用面のまとめは以上ですが、いかがでしたでしょうか。毎日完全に入出金を管理出来ていたとはいえないので内訳は多少ザックリではありますが、総合計は銀行から無くなった額と合わせているので総額は正しい額になっています。
 「結構かかるなぁ。」と感じた方もおられると思います。そもそも旅のスタイルや趣向は人それぞれなものですよね。仮に、車中泊で、飲酒しないというスタイルであればもっともっと格安に日本一周って出来てしまうと思います。(そもそも自分が車中泊しない理由は、「夕方になったら車は置いてビール飲んじゃいたいから、向いていないなぁ。」と思ったからです。酒飲みがダメなんです。)
 あくまで事例にはなりますが参考にしていただければと思います。

 

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