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辺戸岬とやんばるくいな
沖縄最終日は、ちょっと遠いけどやんばる地方、辺戸岬をレンタカーで目指してみました。沖縄本島は、家族旅行や会社の研修(ほとんど旅行)できたことがありました。南部や東部の海岸は行ったことがあり、今回の本島北部山原(やんばる)地方は初訪問になります。
辺戸岬(へどみさき)は、沖縄県最北端ではなく沖縄島最北端になります。(県最北端は、伊平屋島田名岬)そのため、あまり有名ではないのですが、なかなかの絶景地です。岬一帯は広々とした断崖の高台にあり、芝地や低木だけなので非常に見晴らしがいいです。到着したのは昼頃で曇っていましたが、朝日、夕日が良く見えるの場所のようです。
岬から東側ルートを南下した途中に、ヤンバルクイナ生態展示学習施設というところがあります。ここで生きたヤンバルクイナを見ることができました。この手の施設は期待外れなケースが多いのですが、しっかりと生きたヤンバルクイナを育てていて、解説員の方の説明も丁寧でとても満足しました。お勧めスポットです。
ヤンバルクイナは「縄張り」を張る生態だそうで、この施設では1羽しか飼えないそうです。ここにいるのは、「くーた 5歳」です。今は冬なので体を丸くしていることもあり、コロコロしてかわいいです。近くに歩いて寄ってきてくれます。近くに研究繁殖施設があるそうでそこで生まれた「くーた」君です。山原の森には現在1500羽ほどいるそうです。説明では天敵の外来種マングースの駆除活動を進めたら一時期より個体数は確実に増えているそうです。マングース自体もハブを駆除するために人間が放したもの。自然のままの生態系が大切であることを再認識させられました。
県道にはこんな標識があります。実際には道路に出てくることはほとんどないそうです。(出てこられても対応できなそう…)それでも年間20羽ほどが犠牲になっているそうです。
道の駅 許田、「ちむどんどん展」の最終日でした。撮影で使った小道具などがありました。放映は半年前に終了していますが、まだまだあやかっています。
※「沖縄離島編」は今日で終了です。いったん東京に帰り、1週間後に「西日本編」で再開する予定です。