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 岡山県の津山から兵庫県の中央部をぬけ京都府の福知山までの旅程。このあたりは東京育ちだとなじみが薄く、地名の読み方も、旧国名の位置関係などもあいまい。美作の津山から、播磨、但馬と通り、丹波の福知山まで、通過して地名を確認するなどしながら進みました。普通の国道・県道の山道なので、特に主だった観光ネタもないまま丹波の国まで進みました。桜はすでにピークは過ぎていますが、山間部ではまだ満開のところありです。

但馬の国の桜

丹波の黒豆

 「丹波の黒豆」は有名ですが、途中の道の駅は、黒豆関連商品ばかりでした。昼食としていただいた「黒豆そば」はお店の人に聞いたところ、「黒豆の粉をすりこんでいる」とのこと。「黒豆の粉?」でいしたが、その黒豆の粉をかけた「黒豆ソフト」を見つけました。きな粉のことでした。これ以外にも「黒豆きんつば」「黒豆クッキー」など黒豆オンパレードでした。

黒豆そば
黒豆ソフト
お土産の黒豆

福知山城

 福知山は、明智光秀が、丹波平定後に「福地山」と名前を変え、城を築き、整備した城下町です。天守は、近年再築した鉄筋コンクリートのお城ですが、外観は当時の再現度が高いそうです。城の土台の石垣は当時のまま、野面積みの戦国乱世の城といった感じです。
 ここの特徴は石垣の「転用石」です。石垣の石が足りず(間に合わず)、石塔の土台や、墓石、石仏などを石垣の石に転用している部分を見ることができます。どこか生々しくて、少し背筋がゾクッとしました。歴史資料的にはとても価値があるものですが、見た目としてはあまり良い印象を受けませんでした。

 館内に、将棋の藤井9段が竜王戦を戦った場所として、展示されていました。こんなところで対局しているんですね。意外と狭かったです。

福知山城
転用石
石垣に現在も使われている転用石
藤井9段対局場所
天守閣からの城下町
お濠から

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