今日の市町村

  • 東京都 三宅村
  • 東京都 港区

伊豆七島と伊豆諸島

 今日は海岸線の一周道路から外れた山の中へ。まず、「七島展望台」という山の中腹にある見晴らしの良い場所に足を運びました。天気が良ければ、ここから伊豆七島全体を一望できます。ただし、この日は八丈島が霞んで見えませんでしたが、5日前には八丈島から三宅島が見えたので、晴れた日には見えるはずです。開けた眺望が楽しめるので、お勧めのスポットです。

伊豆七島とは、伊豆大島・新島・利島・神津島・三宅島・御蔵島・八丈島の7つの島を指します。式根島と青ヶ島は含まれていません。「伊豆七島」という名前は、江戸時代の幕府が地域の管轄を明確にするために定めた地政学的な用語です。式根島は新島の管轄に含まれており、江戸初期までは陸続きで一つの島であったとされています。青ヶ島は管理外の島であったようです。現在は、式根島と青ヶ島を含めた9つの島を「伊豆諸島」と呼ぶのが一般的です。

左から神津島 式根島 新島 利島 大島 (わかりずらいね・・・)
御蔵島 右の方に八丈島がみえるはず(今日は見えない)

 

展望台付近

森の中へ

 三宅島の森の中にある大路池というひっそりとしたカルデラ湖を訪れました。行く途中には「迷子ジイ」と呼ばれる巨木があり、樹齢は5〜600年という迫力ある姿に圧倒されました。写真には載っていない場所ですが、この周辺では伊豆諸島固有種の「アカコッコ」という野鳥が見られると聞きました。また、「アカコッコ館」という展示施設もあり、野鳥観察が楽しめるとのことです。

枯損木(噴火時の火山ガスで立ち枯れてしまった樹々)
大路池

大路池 森の中にひっそりとあります
迷子ジイ 椎の巨木、森の中で道に迷ったときこの木を目印にしていた
三宅高校 八重間マール(火口部)に立っています

伊豆諸島編(前編)終了

 予定では、三宅島から東京の竹芝まで戻り、その後大島から神津島へ向かう船に乗り換えて利島と神津島を訪れる予定でした。しかし、数日間の荒れた天気が予想されるため、今回は「前編」終了として都内の自宅への帰宅を決定しました。近いうちに、未訪の利島、新島、神津島を含む伊豆諸島編の「後編」として訪れる予定です。それまでお待ちください。

橘丸と大野原島(三本岳)
大都会に到着